保育の特徴
[礼拝と祈りの生活]
毎日さんびと祈りの時があります。イエス・キリストのお話を聞いたり、讃美歌を歌います。また、毎昼食前、及びおやつの前にお祈りをしていただきます。
[ぞうり履き保育]
足の指を十分に使うことにより、脳の発達を促す。土踏まずの形成を助けるという目的で、ゴムぞうり履き登園を保育活動の中に取り入れ、遠出の散歩や園外保育も行っています。
[地域との交流]
勤労感謝の日にちなんで年少・年長クラスに別れ、地域の公共施設(消防署、郵便局、警察署、ごみ焼却場、病院等)を訪問したり、いつもお世話になっている桑江食料品店さんやパンのビジュー、園医等へプレゼントを贈ったりしています。敬老の日には老人ホーム訪問、あるいはデイサービスセンター等の老人福祉施設のお年寄りとの交流も行っています。
[BRIOの列車]
BRIOの列車はいろんな形の木のレールがたくさんあってそれをつなぎ合わせて線路を作りその上を列車、修理車などを走らせて遊びます。子どもたちは部屋全体を使って線路を作り遊んでいます。2歳児クラスからこのおもちゃを使っています。2歳児も上手にレールをつなぎ合わせて遊んでいます。
[アイクリップ]
クリップそう洗濯バサミと一緒です!洗濯バサミの端が凸凹した形になっていてそこにつなぎ合わせていく形です。写真のようにいろんな形も作れます。0歳児1歳児などは洋服や髪の毛につけたりして先生たちに遊ばれてます。それを自分で引っ張って外すのを頑張っています。
[ワミー]
ワミーは見ての通り柔らかいプラスチックのおもちゃで端がボタンのように止められるようになっていてつなぎ合わせて遊びます。ボールやペンギンなどを作っています。でも一番多いのはかんむりやベルトです!作った冠を頭にかぶりアピールしてきます。
[砂場]
園庭は大半が砂場になっています。砂場の上に大型遊具がある感じです。子供たちはいつも裸足で遊びます。夏には水たまりを作って遊んでいます。
[トイレトレーニング]
0歳児クラスは生活リズムができてくるとトイレのタイミングも合うようになってきますので徐々にパンツに切り替えていきます。1歳を過ぎた頃から練習を始め次年度1歳児クラスに向けて準備します。1歳児クラスではお昼寝時間を除いてはパンツに切り替えて練習をしていきます。朝夕の合同時間はその子に合わせて調整しています。
[お散歩]
0歳児、1歳児クラスもお散歩楽しみます。0歳児はお散歩カーにのり近くの公園や、人道橋を渡った青少年広場まで遊びに行きます。2歳児からはだいぶ距離も伸びて恐竜公園や港児童公園まで遊びに行きます。お散歩を週案に入れて毎週1回お散歩を入れることもあるくらい、みんなお散歩好きです。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
[ボール遊び]
お祭りなどでみる空気を送って中で飛んだりして遊ぶ遊具です。子どもたちもとても大好き。お祭りみたいには大きくないけれど子どもは喜んでます。0歳児、1歳児のお友達は飛んだりすると危ないのでプールの中にボールを入れて遊んでます。
[和太鼓]
毎月、第1火曜日と第3火曜日は和太鼓を習っています。対象年齢は3歳児から5歳児!先生は太陽風オーケーストラで活躍する宮良和明先生です。厳しく子どもたちを指導してくれます。昔ながらの沖縄の曲も使用しますが、ゴーゴー!マジムン(琉神マブヤー)などの曲も取り入れてくれます。この間は保育士がリクエストした手と手(かりゆし58)で振付をしてくださり、運動会で披露することができました。
[リトミック]
リトミックは0歳児クラスから5歳児クラスまで皆で参加です。5歳児が0歳と一緒にリズムに合わせて楽しんだり、各年齢別で難易度の高い動きをしたり、それを見たりしながら楽しんでいます。
[HipHopDance]
ヒップホップダンスは新たに取り組み始めた保育の一つです。動き一つ一つがHIPHOP!って感じです。今まで保育士が教えていた振りとは明らかに違う動きがあり、またそれがすごくかっこよく見えるんです。子どもたちも音に合わせてキレよくダンスしてます。
[スイミング]
南風原町にあるスイミングスクール!保育園まで迎えに来てくれるため安心して参加出来ます。費用は各自負担となりますが、仕事の時間帯に保育士が引率して連れて行きますので、保護者からも好評です。参加は3歳児~5歳児クラスとなっています。運動量も増え食欲も増しています。
[クライミング]
写真を見てください。子どもがつかんでいるもの「ホールド」って言うんです。人工に作られたものなんですけど、大きいものや小さいもの色々なホールドがあります。公園などでもよく見られるようになってきましたが、保育園のホールドはちぃとそこらにあるようなホールドではありません。クライミングジムで使用するような大きなもの、つかみにくいものなどがたくさんあって難しく出来ています。それを毎年ホールドの入れ替えをして飽きないように工夫しています。子どもたちもクライミングがしたいと言って人気のある遊びです!最高到達点は4メータほどあって、高さの恐怖心も出てくるのではじめは怖くて出来ない子も、回数を繰り返すことによって慣れ登れるようになります。3歳児~5歳児までが自由に取り組んでいます。
[スラックライン]
スラックラインって何?ていう方多いですよね。かんたに言うと綱渡りのようなものなんですけど、最近出てきた新たなスポーツです。発祥はクライマーが山頂付近で始めたのがきっかけのようなんですが、とても難しいです。平均台の延長線として取り組んでいます。習得するまでに早い子で2週間、遅い子だと3ヶ月、4ヶ月平気でかかります。それでも子どもたちは集中力を高め必死に頑張って習得していきます。頑張って習得すると下の子達に教えたくてしょうがないみたいで~す。
[畑]
毎年、野菜を子どもたちが育てています。オクラ、トマト、たまねぎ、じゃがいも、ナス、ゴーヤー、冬瓜、なた豆、とうもろこし、うりずん、ピーマと色々野菜を育てています。この間はパッションフルーツの木を植えました。実がなるのが楽しみです。
子どもたちは「何するの?」「これなに?」などと質問をしながら、土をいじりをしています。土を耕し肥料を加え土づくり。それから苗や種を植え付けおまじない。「子どもたちも生き生きヽ(*´∀`)ノ驚きなのは土を触るのが「いや」という子が1~2名ではありますがいること!一昔前にはそんな子は・・・土いじりの楽しさを子ども達に伝えていきたいと思います。収穫した野菜は調理室にお願いしておいしく調理してもらっています。
[文字練習]
小学校に進級する5歳児クラスは就学に向けて数字の練習やひらがなの読み書きをします。
給食について
■毎日完全給食です。毎日の給食の内容をよく把握して、家庭とのバランスをとって下さい。
■0歳児には特別に離乳食を作ります。9時過ぎと3時におやつがあります。
■毎月の給食献立はプリントでお知らせしています。
■アレルギー体質で合わない食べ物があればあらかじめ担任の方へお知らせ下さい。(医者の除去指示書を提出して下さい。)
■地産地消を可能な限り志しています。
(地域特産品を使っています。例:ひじき、与那原そばなど)
一日の生活の流れ
保育園の一日の生活の流れの基本は右の表のようになります。
保育園では生活リズムを作り子どもたちが健康で安全に生きていけるように心がけています。
下記の内容は文部科学省がだした子どもの生活リズム向上ハンドブックの一部抜粋になります。
1.生活リズムの確率と睡眠
睡眠の習慣がきちんと身に付かない場合には、様々な弊害が懸念されます。睡眠不足や不規則な睡眠リズムは、イライラする、攻撃性が高まる、無表情になる等、情動面に影響を与えます。また、年齢が低いと攻撃性に現れ、年齢が高いとうつ傾向が出るという調査もあります。学校生活においては、睡眠不足で朝起きられない児童は「忘れ物が多い」「叱られる回数が多い」傾向があります。学力面でも多くのデータが示すとおり、睡眠不足と学力には関連がみられます。また、睡眠不足は肥満になりやすいといった報告もあるなど、きちんとした眠りが子どもたちの心身の健康に影響することがわかります。
睡眠と関わりの深いホルモンや神経伝達物質は次のものがあります。
イ)成長ホルモン:身体の成長を促し脂肪を分解する
ロ)メラトニン:抗酸化作用で癌の発生を防いだり思春期まで第二次性徴が始めるのを抑えたり,さらにメラトニンが分泌されると体温が下がりスムーズな入眠が促される
ハ)セロトニン:
(神経伝達物質)
朝起床後分泌活発日中規則的に分泌
朝の光歩行や咀嚼、呼吸などリズミカルな運動によって分泌が高まり、気分を穏やかにする
ニ)体温:脳と身体を活発に動かす
以上のように睡眠はとても大切なものですので大人の方がこどもの睡眠を考え大人の生活リズムを子どもに対応させていかなければならないと思います。お父さんお母さんも子どものためにテレビの視聴を控え、朝は早起き太陽の光を浴びて生活リズムを作りましょう。
2.生活リズムの確立と朝食(食事)
朝食を欠食をすることで、身体にどのような影響があるのかを食べ方の面からまとめました。朝食を欠食して1日の食事回数を少なくすると、肝臓での中性脂肪やコレステロール合成が増大します。1日のエネルギー摂取量を同じにしても、食事回数が少なくなるほど体脂肪の蓄積が増加し、血清コレステロールや中性脂肪が高くなります。すなわち、肥満や脂質異常症の原因の一つとなります。
欠食することによって起こる食行動についても考えてみましょう。朝食を欠食した場合、例えば、前日の夕食が7時で次の日の昼食が12時だとすると、17時間何も食べないことになります。昼食が給食の場合には、食べたいだけ食べることができないので、足りない分を埋めるためにおやつをたくさん食べたり、夕食のまとめ食いになったり、夜食を食べたりと、欠食し食事回数が少なくなっても、結局、食べる総量が3食で食べるよりも多くなることがあります。さらに、一定時間内に多くを食べようとすると早食いとなり、脳にある満腹中枢に信号が伝達する前に食べ終えるために過食してしまいます。このように、朝食の欠食は、肥満、脂質異常症等の生活習慣病の発症を助長することになります。
では朝食の効果となりますが3点あります。
イ)寝てい間に低下した体温を上昇させ、身体は1日の活動の準備を整えます。
ロ)朝にはエネルギーや、エネルギーをつくるために必要な栄養素が少なくなっています。朝食はエネルギーや栄養素補給になります。脳で使われるエネルギーはブドウ糖からのみ補充されますが、肝臓に蓄えられているブドウ糖は、約12時間分しかありません。朝食を欠食すると、供給がないことになります。朝食の摂取状況が学力と相関することが言われています。ですので朝食を食べたほうがいいということになります。
ハ)朝食を食べることにより、排便のリズムが作られます。
3.生活リズムの確立と遊び
子どもの成長には3つの「ぷり」が必要です
「遊びっぷり」が悪くなると、2つの「ぷり」が悪くなります。一つは「食べっぷり」が悪くなります。食が細くなり、食のリズムが崩れてしまいます。
外遊びが減ると運動量が少なくなり空腹感を感じなくなり、食べ残しが増えます。次に、人付き合い、つまり「つきあいっぷり」が悪くなります。人間関係で欠かせない調整役 、いわゆる「仕切り屋」がいなくなるのです。子どもが生きる力を身に付けるには、「遊びっぷり」と「食べっぷり」と「つきあいっぷり」の「三つのぷ り」が必要です 。なかでも「遊びっぷり」は生きる力の中核(コア)となります。
外遊びをするなど、活発に遊んだり運動するとおなかが空き、食が進みます 。また、昼間の疲れで早く寝ることもできます 。これを繰り返すことにより望ましい生活リズムが身に付いてきます。