ともにつむぎだす

~希望の中で~

子どもの存在を信じて待ってあげる(園だより2016年2月号より)

子どもの存在をしっかり見つめ急いで育てず信じて待ってあげる どんなときでも、信じてくれる人の存在を、子どもは望みます。  自分をちゃんと見てくれる人を子どもは好きになります。そして、自分のペースで歩くことを許されたとき、安心して内に秘める花を咲かせます。その子だけの「幸せのものさし」を一緒にさがしてあげましょう。  暖冬と言われた今年の冬もさすが2月になると寒さが身に染みてくる頃ですね。大人は、挨拶代わりに「寒いですね」とか口々に言いますが……子どもたちの会話は「雪が降るといいのになー」とか「雪合戦してみたいなー」とか冬遊びのイメージをふくらませています。晴れたとき園庭でも所狭しと遊んでいますが、日々成長する子どもたちのエネルギーとたくましさには只々驚きを感じています。今年も残り少なくなってきました。一人ひとりの子どもと更につながりを深め楽しい園生活を進めていけるよう配慮したいと思います。 園長 知花恵